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  1. 橿原市議会 2022-04-22
    令和4年文教常任委員会厚生常任委員会連合審査会 本文 開催日: 2022-04-22


    取得元: 橿原市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-05-20
    検索結果一覧に戻る 検索をやり直す ヘルプ (新しいウィンドウで開きます) 令和4年文教常任委員会厚生常任委員会連合審査会 本文 2022-04-22 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 80 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  今井りか文教常任委員長 選択 2 :  教育総務課長 選択 3 :  今井りか文教常任委員長 選択 4 :  教育総務課長 選択 5 :  今井りか文教常任委員長 選択 6 :  今井りか文教常任委員長 選択 7 :  矢追もと委員 選択 8 :  今井りか文教常任委員長 選択 9 :  教育総務課長 選択 10 :  矢追もと委員 選択 11 :  教育総務課長 選択 12 :  矢追もと委員 選択 13 :  今井りか文教常任委員長 選択 14 :  奥田英人委員 選択 15 :  今井りか文教常任委員長 選択 16 :  教育総務課長 選択 17 :  奥田英人委員 選択 18 :  教育総務課長 選択 19 :  奥田英人委員 選択 20 :  今井りか文教常任委員長 選択 21 :  教育委員会事務局長 選択 22 :  今井りか文教常任委員長 選択 23 :  奥田英人委員 選択 24 :  教育委員会事務局長 選択 25 :  今井りか文教常任委員長 選択 26 :  高橋圭一委員 選択 27 :  今井りか文教常任委員長 選択 28 :  教育総務課長 選択 29 :  今井りか文教常任委員長 選択 30 :  教育委員会事務局長 選択 31 :  今井りか文教常任委員長 選択 32 :  竹森衛委員 選択 33 :  今井りか文教常任委員長 選択 34 :  こども未来課長 選択 35 :  今井りか文教常任委員長 選択 36 :  教育委員会事務局長 選択 37 :  細川佳秀議長 選択 38 :  今井りか文教常任委員長 選択 39 :  竹森衛委員 選択 40 :  今井りか文教常任委員長 選択 41 :  福田倫也委員 選択 42 :  今井りか文教常任委員長 選択 43 :  教育総務課長 選択 44 :  福田倫也委員 選択 45 :  今井りか文教常任委員長 選択 46 :  こども・健康スポーツ部副部長 選択 47 :  今井りか文教常任委員長 選択 48 :  矢追もと委員 選択 49 :  今井りか文教常任委員長 選択 50 :  教育総務課長 選択 51 :  矢追もと委員 選択 52 :  今井りか文教常任委員長 選択 53 :  教育委員会事務局長 選択 54 :  今井りか文教常任委員長 選択 55 :  矢追もと委員 選択 56 :  今井りか文教常任委員長 選択 57 :  大保由香子委員 選択 58 :  今井りか文教常任委員長 選択 59 :  教育総務課長 選択 60 :  細川佳秀議長 選択 61 :  教育総務課長 選択 62 :  細川佳秀議長 選択 63 :  教育総務課長 選択 64 :  細川佳秀議長 選択 65 :  教育総務課長 選択 66 :  細川佳秀議長 選択 67 :  教育総務課長 選択 68 :  細川佳秀議長 選択 69 :  教育総務課長 選択 70 :  今井りか文教常任委員長 選択 71 :  竹田のぶや委員 選択 72 :  今井りか文教常任委員長 選択 73 :  上田くによし委員 選択 74 :  今井りか文教常任委員長 選択 75 :  教育委員会事務局長 選択 76 :  今井りか文教常任委員長 選択 77 :  今井りか文教常任委員長 選択 78 :  今井りか文教常任委員長 選択 79 :  今井りか文教常任委員長 選択 80 :  今井りか文教常任委員長発言者の先頭へ 本文 ↓ 最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1:         橿原市保育所・幼稚園の適正配置に関する今後の考え方について                午前10時10分   開  議 ● 今井りか文教常任委員長 それでは、ただいまから文教常任委員会厚生常任委員会連合審査会を開催いたします。  先例により、私が委員長の職務を行いますので、よろしくお願いいたします。  質疑、答弁の際は、必ず起立の上、マイクの使用をお願いいたします。  それでは、日程に入ります。  橿原市保育所・幼稚園の適正配置に関する今後の考え方についてを議題といたします。  担当理事者より説明願います。教育総務課長。 2: ● 教育総務課長 本日は、大変お忙しい中、貴重なお時間をいただきまして、誠にありがとうございます。  まず、本日の説明資料のほうを配付させていただいてよろしいでしょうか。 3: ● 今井りか文教常任委員長 どうぞ。                     (資料配付) 4: ● 教育総務課長 それでは、資料に基づき、現在検討しております保育所・幼稚園の適正配置に関する今後の考え方についてお示ししたいと思います。  まず、この考えに至った検討の背景を説明いたします。  現在、橿原市には、公立の保育所と幼稚園を一体化したこども園が5園、単独の公立幼稚園が10園ある中、こども園では、共働き世帯の増加や就労状態の変化によりまして、入所希望者が増加し、定員を超える状況となっております。一方で、公立幼稚園では園児数が減少し、10人に満たない園も出てきております。また、施設の老朽化についても課題となってきております。  そこで、既存施設からの転換や民間活力の導入も含めまして、より充実した就学前の保育・教育施設を実現させていく必要があることから、令和2年1月に橿原市保育所・幼稚園適正配置検討委員会に対しまして、就学前の保育・教育施設の計画的な再編整備について諮問をし、昨年、令和3年6月に答申書を提出していただきました。  現在は、その答申書を踏まえまして、適正配置に関する今後の考え方を検討し、さらに、保護者や地域、関係機関と意思疎通を図りながら、施設ごとの具体的な方向性を検討しているところです。  本日は、その検討している適正配置の内容5点についてまず説明いたします。  まず1つ目は、公立幼稚園の統合です。  子どもたちの育ちに大切な集団が小規模化すると、集団生活を通じてといった望ましい環境での幼児教育が難しい状況となっております。また、施設の老朽化も課題となっていることから、公立幼稚園の統合を進めたいと考えております。
     なお、その際には、単に2つの園を1つにくっつける、統合するというのではなくて、次ページに記載していますような、幼稚園児も、保育園児にも、そして保護者にもメリットがある認定こども園として整備したいと考えております。  続いて、2ページになります。  2つ目は、先ほどの(1)の考えを受けての認定こども園の整備です。  認定こども園とは、保護者の就労状況に関わらず利用することができ、質の高い保育・教育を一貫して受けることができる施設でありまして、機能別に4つの類型があります。幼保連携型、幼稚園型、保育所型、地方裁量型があります。  今後、公立幼稚園につきましては、幼稚園と保育所の機能を併せ持つ幼保連携型、または、これまでの幼稚園機能を維持しやすい幼稚園型の認定こども園の整備を考えていきたいと思っております。  また、今、本市にあります5つのこども園につきましても、幼保連携型の認定こども園の移行を目指してまいります。  続いて、3つ目、(3)民間活力の導入の検討です。  先ほど、公立幼稚園、こども園ともに認定こども園を目指したいと説明しましたが、認定こども園を市で設置・運営する場合は、施設の整備費用や新たな保育士を確保する必要があります。民間事業者が認定こども園を整備する場合は、国の財政支援を受けることができるため、市の財政負担を大きく軽減することができます。ただ、民間活力を導入する場合、公立園を望む保護者の声や先生が替わることなどによる子どもたちへの影響等にも配慮する必要があります。  そこで、民間活力を導入して公立幼稚園を認定こども園として整備する際には、市の財政負担が軽減されるとともに、法人移行後の保育・教育内容に関して市が関与することができる公私連携幼保連携型認定こども園を目指したいと考えております。  公私連携幼保連携型認定こども園とは何かと申しますと、下の点線で囲っている箇所にありますとおり、「就学前の子どもに関する教育・保育等の総合的な提供の推進に関する法律」第34条に規定する幼保連携型認定こども園の運営方式の1つでありまして、幼保連携型認定こども園の運営を継続的・安定的に行うことができる学校法人または社会福祉法人である事業者を公私連携法人として市がまず指定し、市と当該法人が協定書を締結し、協定書の内容に沿った保育・教育を法人が行うということができます。  また、市は、法人に対しまして、教育・保育等を行うための設備を無償もしくは時価よりも低い対価で貸し付け、または譲渡することができることや、国の財政支援(交付金等)を受けることができることも特徴になります。  市と交わす協定書につきましては、例えば、「市がこれまで実施してきた保育・教育内容を引き継いでください」「園区内の児童の優先的な入園」「支援の必要な児童の受入れ」などを明記します。つまり、協定書を交わすことで、完全に法人が運営する園にはなりますが、公立の園がこれまで実施してきた保育・教育内容に沿った園運営を引き続き行っていただく、これが公私連携幼保連携型認定こども園であります。民間活力を活用する場合は、この公私連携という手法を今後検討していきたいと考えております。  なお、先ほど申しましたように、5つのこども園につきましても、認定こども園へ移行した後は、民間活力を導入できるよう検討していきたいと考えております。  次、3ページをご覧ください。  4つ目は、公立幼稚園での3歳児保育の実施と預かり保育の拡充です。  皆様ご承知のとおり、令和3年度、昨年度から、市内3つの公立幼稚園(晩成・真菅北・白橿幼稚園)で3歳児保育を実施し、また、全ての公立幼稚園で預かり保育時間を拡大しているところです。昨年3月に実施しました保護者等へのパブリックコメントでは、この3園以外でも3歳児保育の実施を望む声もあり、その必要性については市のほうでも認識しておりますが、設備面や保育士不足などから、実施については現在難しい状況にあります。  そこで、先ほどご説明しましたとおり、今後、公立幼稚園を認定こども園として整備することができれば、幼稚園的な利用、いわゆる1号認定の児童・幼稚園児であっても、3歳児から教育・保育を受けることができますので、今後、認定こども園を整備することで、保護者ニーズに対応できる、拡充できると考えております。  続いて、考え方の最後、(5)です。公立幼稚園の過小規模園の休園です。  学校教育法第23条第2号に、幼稚園における教育の目的として、「集団生活を通じて、喜んでこれに参加する態度を養うとともに家族や身近な人への信頼感を深め、自主、自律及び協同の精神並びに規範意識の芽生えを養うこと」を目的として達成するように示されており、子どもたちの育ちに極めて大切な集団が過小規模となる幼稚園については、就学前教育の実施が困難ということで、新園児の募集を停止したいと考えております。  なお、休園に伴う保護者の不利益を緩和するため、通園の選択肢を広げることを目的に、令和6年度から、下のスケジュールにもありますとおり、園区制の廃止を検討していきたいと思っております。  園児募集を停止する基準としましては、下の線に囲まれた部分の下線部分、市のほうが考えておりますのは、人間関係固定化の回避、5人グループが3つつくれる、15人が目標だと考えておりますので、各学年の園児数が14人以下となり、かつ、その状態が2年続いた幼稚園は、2年目の秋に行う園児募集、3年目に入園する園児の募集を停止したいと考えております。当該基準は令和5年から適用する予定で考えております。  イメージ、下にありますように、まず令和5年・6年、5月1日現在で各学年で14人以下になると、令和6年秋に7年度の入園児の募集を停止して、7年度は、入園児がなく、在園児のみの運営と。そのまま人数が増えない場合は、令和8年度を休園というふうにスケジュールを組んでおります。  以上、ここまでが、これからの幼稚園、こども園の方向性を決めていくベースとなる5つの考え方となります。  続いて、4ページをご覧ください。ここからが、その5つの考え方を基に、それぞれの施設ごとに落とし込んで方向性を考えた案となります。  まず、(1)公立幼稚園の休園に該当する施設についてです。  畝傍南幼稚園、香久山幼稚園につきましては、5ページの園児数を見ていただくと分かるように、これは令和3年5月1日ですが、先ほどご説明した園児募集の停止基準に該当する可能性が高く、今後、令和5年・6年の2年連続で基準以下、各学年14人以下の園児数となった場合には、令和7年度からの入園、令和6年9月の園児募集を停止し、休園の手続を進めたいと考えております。  (2)5つのこども園の認定こども園化です。  先ほど述べましたように、令和6年度に公立のこども園5園について、認定こども園への移行を進め、その後は民間活力の導入も視野に入れた検討を進めたいと考えております。  続いて、(3)公立幼稚園の再編としまして、真菅北幼稚園と耳成西幼稚園、耳成幼稚園と耳成南幼稚園をそれぞれ再編する案を現在検討しております。  資料5ページにありますように、令和3年度は全ての公立幼稚園が各学年1クラスとなっておりまして、統合を行う必要がある中、真菅北幼稚園と耳成南幼稚園の園舎は、軽量鉄骨造り、建物構造がLS、5ページの資料を見ていただいて、築年数がともに46年ということで、建て替え時期が目前に迫っています。さらに、市内には依然として待機児童が発生し、パブリックコメントにも市の北部のこども園設置を望む声が多く、真菅北幼稚園と耳成西幼稚園、耳成幼稚園と耳成南幼稚園をそれぞれ再編し、先ほどから言っています公私連携手法を用いた幼保連携型認定こども園を目指したいと考えております。  なお、具体的な開園年度や事業スケジュールについては、現在、地域や保護者、関係機関と意見交換を行いながら、よりよい方向性を検討しているところですので、本日時点では、具体的な案、スケジュールをお示しすることができません。今後、方向性が固まり次第、何か決定した時点で議会にもご説明させていただきたいと考えております。  最後、5ページです。  (4)その他の施設としまして、畝傍東幼稚園、晩成幼稚園、真菅幼稚園、白橿幼稚園の4園の適正配置の方向性につきましては、今後の就学前保育・教育施設の配置バランスや保護者等の保育・教育ニーズ等を考慮しながら、将来的に検討していきたいと考えております。したがいまして、これらの施設につきましても、長期的には第2段階としていろいろな再編を検討していかなければならないと考えています。  最後に4番、まとめとしまして、現時点では、実施計画を作成する過程の段階です。より子育てしやすいまちづくりを目指して、今後も引き続き、保護者ニーズを酌み取りながら、子どもたちのよりよい環境をつくることを考えて、地域や関係機関とも意思疎通を図り、令和4年度中に実施計画を策定したいと考えております。 5: ● 今井りか文教常任委員長 ただいまの説明に対して質疑等はありませんか。(「協議会に」と呼ぶ者あり)  協議会にします。                 午前10時26分 協議会                ───────────────                 午前10時34分 再  開 6: ● 今井りか文教常任委員長 戻します。  議長から発言を求められましたので、協議会にいたしました。  ほかに質疑はありませんか。矢追委員。 7: ● 矢追もと委員 「園区制の廃止」というふうな文言がありました。3ページですけれども、「休園に伴う保護者の不利益を緩和し、通園の選択肢を広げることができるよう、園区制の廃止を検討します」ということだったんですけれども、幼稚園に行かせようと思っていた保護者の方にとっては、自分の近くの幼稚園が統合されて、なくなってしまって、距離が遠くなってしまうというのは、かなりのデメリットになるかと思います。  それで、通園の選択肢を広げるということで、園区制の廃止についてなんですが、どのような立てつけでされるのか。例えば、基本的にはその周辺の地域の方が優先してその園に通われることになると思うんですけども、その再編された地域の方々は市の全域どこでも行けると。例えば、地域の方が優先されるというような制限も受けないというふうなことでよろしいんでしょうか。 8: ● 今井りか文教常任委員長 教育総務課長。 9: ● 教育総務課長 休園、統合等において、子どもさん、保護者の方に不利益が被らないように、令和6年度から園区の廃止を考えております。それに関して、今回の園区廃止につきましては完全廃止、言ったらどこに行ってもいいというのではなくて、やはり、待機児童の解消や園がある校区内の園児を優先させるということに配慮しておりますので、休園対象、再編対象の子どもさんは、優先して、車で行ける、自転車で行ける範囲のところに行っていただくと。ただ、それに対応して待機児童が増加するということになると、何をしているか分からなくなりますので、やはり、まずはその休園、再編の子どもたちはどこでも行けます、プラス、全体の園区廃止としては、地区の人たちを優先するというふうなことを考えております。 10: ● 矢追もと委員 ありがとうございます。  再編されることで、小規模の幼稚園というのはなくなっていくということだと思うんですけれども、反対に小規模のところを選んで行かせたいという親御さんのニーズもあるかと思うんですよ。私も身近な方々のお話で、「子どもの数は減っているんだけれども、丁寧に見てもらえているからいいんだ」と、そういうふうな感想を漏らされる方というのがいらっしゃるんですね。  私、昨年の3月の委員会の中で、発達障がいをお持ちのお子さんたちが安心して通える保育施設の整備、そういったものに特化した保育施設というのを造ってもいいんじゃないかというご提案をさせていただいたんですけれども、園が大規模になることによって、発達障がいをお持ちのお子さんたちが行きづらくなるというか、そもそも、たくさんの人数の中に行くことに抵抗を感じられるお子さんというのが、ある一定数いらっしゃるというふうに私は認識しているんですね。地域の幼稚園のほうに通わせていると。人数が少ないこともあって、今のところは問題なくいけていると。もちろん先生方のご努力もある中で、今は行かせてもらっているんだというふうな話も聞かせていただきます。大規模な園にどんどんまとめられていったときに、小規模の園を求められる方のニーズというのが消されてしまうと。私、そういった中でも、皆さんの選択肢を増やすために、発達に問題を抱えられている方のための保育施設の整備ということもご提案させていただいたんですけれども、小規模園というのが全くなくなってしまうのかということについて、今のところどのようにお考えでいらっしゃるか。発達障がいの子に対応する施設にしていくというお考えはおありかどうかということを教えてください。 11: ● 教育総務課長 基本、学校教育法にあるように、集団生活を通じてということで、今は小規模園を減らしていくという考えです。ただ、矢追委員おっしゃるように、障がいをお持ちの方で集団生活に不安を感じている方はおられますので、その方につきましては、次の段階、あと残り、畝傍東幼稚園、晩成幼稚園、真菅幼稚園、白橿幼稚園の再編のときに、そういう子どもたちにどう対応するかというのを検討して、考えていきたいと思っています。 12: ● 矢追もと委員 ありがとうございます。  昨年のご回答ですと、どの園でも発達障がいの子どもたちが受け入れられるような整備づくりをしていくんだと。例えば加配の先生も置ける、そういうふうな中で対応していきたいんだというふうなお話もお聞きしました。ただ、やはり大規模な園となると、そういったものではフォローできない問題というのが生じてくるかと思います。なので、いろいろなお母様のお話を聞いていると、やはり選択肢がある程度多いほうがいいんですよね。例えば、頑張っていただいている園であっても、その子に合わなかった、それで、また次の園、また次の園というふうに、何とかこの子に合う場所を探してあげたいというお気持ちでいろいろ検討されるお母様たちがいらっしゃいます。もちろん地元の近くのこども園で一生懸命整備していただいていても、もし合わなかった場合に、次はこういった選択肢もあるというふうな整備、そういった園環境を、今後検討をしっかりとしていただきたいと思いますので、要望としてお願いいたします。 13: ● 今井りか文教常任委員長 奥田委員。 14: ● 奥田英人委員 今、矢追委員からもありましたけども、やはり、集団でやりにくいという保護者を私も実は聞いているんですけどね。これ、今後、畝傍東とか先ほど言われた何園か、そこには対応していくということやけど、次、今、検討されているところはどういうふうに対応していかはるのか。正直言うて、私、かつて地域の方から、集団になると子どもがやはり行きにくい、また、大人数になるとやりにくい、今の公立幼稚園やったらゆとりがあって、子どもらが頑張って行っているというようなお話も聞いていますけどもね。やはり、集団になることによって、子ども、園児が行きにくくなるというようなお話も聞いているので、その辺、きちっと検討していただきたいなと。  特に、これは私の校区なんですけど、耳成南幼稚園と耳成幼稚園、これが統合されるという話も聞いていますけども、まず、耳成南幼稚園と耳成幼稚園が統合するということは、どちらのほうに移行されるんですか。ちょっとそれだけ先に教えてもらえますか。 15: ● 今井りか文教常任委員長 教育総務課長。 16: ● 教育総務課長 耳成・耳成南の再編につきましては、統合する2園のうち、より敷地面積が広い園庭ということで、耳成南で建て替えを考えております。ですので、工事期間中は在園児の運営に支障を来すことになりますので、もう一方の園、ですから、耳成のほうに一旦園児が全部入ってもらって、耳成南の敷地に新しい園舎を建てて、そこで新しい園舎ができたら、全園児が耳成南幼稚園に通うというふうに考えております。 17: ● 奥田英人委員 ということは、最終的には耳成幼稚園がなくなるという話と思いますけどもね。なぜ私はこれを聞かせてもらったかといいますと、耳成幼稚園に通われている園児さんも何人か私は知っていますけど、家庭の事情で、歩いて子どもが30分もかけて、真夏、また、雨の日に歩いていっているお子さんもたまに聞いております。家庭の事情で、やはりお父さん、お母さんがお仕事で行けなくて、おじいちゃん、おばあちゃんが送っていっておられるという家庭もありますけどもね。こういった中、耳成幼稚園、特に北側の地域の方というのは、本当に、前も言いましたけども、園児の足で30分かかるわけです。それが、耳成南幼稚園へ行くと、そこからまた、耳成幼稚園から耳成南幼稚園だけでもかなりの距離があると思いますけど、そういった面、子どもらが1時間近く歩いて幼稚園に通わなければいけないのか、それとも、また今後、何か、昔、小学校通学区域検討委員会でも、私は十何年前に委員会で入らせていただいたんですけども、そのときでも、校区を編成するということで、やっぱり通学距離が延びるということで、送迎のバスを出せないとか、そういうような話もいろいろありましたけども、そういうふうな考えというのはないんですか。 18: ● 教育総務課長 先ほどおっしゃったように、耳成幼稚園の園児の子が耳成南幼稚園に移ることによって通園時間が長くなるという場合に、やはり保護者にも、子どもにとっても不利益になりますので、そのために園区を廃止して、言えば、自分たちに近い、耳成南じゃない幼稚園にも行ってもらえるというふうに考えて、不利益が被らないように思っております。 19: ● 奥田英人委員 耳成幼稚園の位置、分かってくれてはりますよね。ほんなら、園区を廃止するということは、真菅北、耳成西も考えられるということなんですけども、位置的にしたら、より遠くになると思います、特に耳成幼稚園地域に住んでいる方は。違いますか。自分らで一遍歩いて見てきたら。子どもらがどれだけしんどいか。本当に30分歩くのに、しんどいからといって、途中で神社とかで休憩しながら、お茶を飲みながら歩いている子どもたちがいてるわけです。それを、耳成、極端な話、私は十市町ですけども、十市といったら橿原の一番北の端です。そこから、確かに真菅北、西へ向いてずーっと行って、それでも同じです、30分やそこらかかります。耳成西はもっとかかります。耳成南もそうです。園区を廃止しても、余計距離が遠くなるわけです。それでも頑張って行っている子どもさんもいてるわけです。他の地域もそうやと思います。同じことやと思います。だから、そういうふうなことを考えられるんでしたら、よその、他市のところでは、こういう統廃合をするときに、市内全域で送迎バスを出して、送迎されているところもございます。そういうふうな考えは持ってもらえないのかどうか、もう一度お聞きします。 20: ● 今井りか文教常任委員長 教育委員会事務局長。 21: ● 教育委員会事務局長 おうちが所在する園との距離というのが、例えば、園区のはざまにおられて、違う、隣の園に近い方も、いろいろ状況はあるかと思います。そういうふうなことで、選択肢を広げるという意味でも、園区を緩和するという考え方で、基本、地元の方に入ってもらいやすいような考え方は今のところは考えておるわけですけれども、ただ、全くそういう手段を持たない方、当然、市内にはおられるかと思います。今後、地元の方々、保護者様に説明させていただく中でも、今おっしゃっていただいたような声は必ず出てくるものやと思っています。それを、他の市で通園支援をしていない市もございます。その辺は今後の検討の、今は計画をまとめて最終発表するまでの、議会にもそうですけど、各保護者、地域、関係者に対しての意見聴取といいますか、ご意見をお伺いして、よりよいものをまとめていこうとしておりますので、こういったご意見をお伺いして、今後の計画づくりの中で対応していけるように検討していきたいというふうに思っております。 22: ● 今井りか文教常任委員長 奥田委員。 23: ● 奥田英人委員 今後、やはりそういうふうな、家庭で、やはり歩いてどうしても行かなければいけないというお子さんもたくさんいてると思いますのでね。そういった中、やはりそういうふうな通園がしやすくなるようにいろいろ考えていただきたいなと。ただ、今まで以上に距離が延びるという家庭もたくさん、おうちも増えると思います、何ぼ園区を変えてもね。そういうふうなところも増えてくるかなと思います。  それと、あと、校区を変えることによって、幼稚園児は違う学校に行くというか、例えばの話ですが、耳成幼稚園の子が耳成南幼稚園に行きますけども、学校行事、これは今、市内で運動会とかそういうのをされるときもばらばらですけども、多分、例えば耳成南小学校と耳成小学校は運動会の開催時期がいつも違います。こういった中、やはりそういうふうな行事を学校でされるとき、こっちでは幼稚園の運動会が耳成南である、こっちでは耳成小学校の運動会がある。そしたら、幼稚園と小学校に通っている家庭があったら、両方同じ日に開催されるというような形になってくるわけです。  なぜこういうようなことを言うかといったら、これも小学校通学区域検討委員会でいろいろ昔に出た話なんですけども、地域割をされて、地域で、片一方で運動会をやって、片一方では地域の行事をやっている、そういうふうなばらばらな、昔の国道を真っ二つに割る、町内を真っ二つに割って校区を編成したいきさつもあったから、そういうふうなところでもいろんな行事とか、そういうふうなのが、いろいろ話が出てきた。やはりそういうふうなことも発生してくるかと思います。  もちろん、保護者が選んで私立に入れた場合は、上のお兄ちゃんが小学校で運動会があって、こっちで、保育園である。それは仕方がないわけやけども、選択のしようがないわけでしょう。耳成幼稚園の子が耳成南幼稚園へ行って、そういうふうなことも考えられるわけでしょう。そういうふうなことをいろいろ考えていただいているのかね。  それと、さっきも言ったけれども、やはり、大きい保育園とかそういうふうなことになってくると、ゆとりを持って、子どもたちが、発達障がいの子どもさんとかそういうふうな子どもさんもやはり行きにくくなるということもいっぱいあるので、そういうふうなこともやはりきちっと。多分答弁してと言っても無理やと思うからね。してくれるのやったら構わへんけども、きちっと、先ほども言いましたけども、通学がちゃんとできるように、送迎バスとか、また、子どもらの行事、そういうふうなこともいろいろ踏まえて、ちゃんと検討してもらわんと、やはりいろんな問題が出てくると思うのでね。もし答えてもらえるのやったらお願いします。 24: ● 教育委員会事務局長 この学校の校区の問題、幼稚園の校区もそうです、園区もそうですけれども、またがって、自治会等で分断されている学校も確かにございます。これまでも、今おっしゃっていただいたような、行事がかぶってなかなか出られないという話をお聞きすることも度々ございました。現実、私、こども未来課の担当であった頃には、保育所として、地域ごと、広域にまたがりますので、それぞれのこども園の行事と学校の行事がかぶるという話は度々問題になって、十分それは把握した上で対応していかないと、地域の方がお困りになる、また、保護者もお困りになるということでやってまいりましたので、その辺はこちら側の担当としては十分考慮に入れた上で行事設定等を考えていけるようにやっていきたいというふうに思っております。 25: ● 今井りか文教常任委員長 高橋委員。 26: ● 高橋圭一委員 今、各委員の方がお話しいただいている中で、3ページ、(5)番、公立幼稚園の過小規模園の休園、これが私は非常に気になっているんですね。さっきの矢追委員の話もそうですし、奥田委員の話もそうなんですけれど、下線を引いてあるところですね、「子どもたちの育ちに極めて大切な集団が過小規模となる幼稚園については、就学前教育の実施が困難であるため、新園児の募集を停止したいと考えております。なお、休園に伴う保護者の不利益を緩和し、通園の選択肢を広げることができるよう、園区制の廃止を検討します」というのは、これは実は矛盾していると思うんですよ。  先ほどのお話にもあるように、例えば、ここの5ページで、各幼稚園の園児数と築年数というデータ、令和3年度の分だけ見ても、香久山幼稚園は、4歳児が7名で、5歳児が4名という形の14名以下になってしまっていると。でも、これ、先ほど奥田委員も「一度歩かれたら」という話をされたけど、香久山幼稚園を廃園にして、そして園区制をなくすと言っても、香久山から、じゃ、近隣のところというのはどこまで行くんですかということになるんですね。当然ながら耳成もそうですよね。耳成を廃止するとなると、耳成南へ統合するけれど、それ以外に、例えば真菅北であったりというふうに言うけれど、廃止して利便性が高まることは絶対ないんですよ。だから、ここの文言というのは明らかに矛盾しているというのがまず1つ。  そして、(4)番のところに行きますと、(4)番で、3ページ、下線部の上、「3歳児保育・預かり保育の更なる拡充を望む声が多くありましたが、設備面や保育士不足から難しい状況にあります。そこで、今後については、公立幼稚園を認定こども園として整備する中で、3歳児保育や預かり保育に対するニーズに対応していきたいと考えています」というのと再配置がごっちゃになっているというか、本来ですよ、市長は、いいことをやるんだという形で3歳児保育をやられて、そして、なおかつ預かり保育をという形で3園先行された。となると、残りの園も3歳児保育、そして預かり保育。預かり保育はやっていますけれど、これを認定こども園に全部するというほうが、保護者にとって、住民にとって一番ニーズにかなっているんじゃないんですか。これが、今度は財政面の問題が出てくることによって統廃合はくっついていくわけですね。だから、一方で統廃合の話、一方で保護者ニーズに合わせてというのは、これ、実は読んでいて、すごく矛盾することばかり書いているような気がするんですよ。矛盾しないというふうにおっしゃるんだったらお答えいただけますか。  ごめんなさい。それで、3歳児保育であるとかいうところになると、保育士不足。これ、ずっと保育士で悩んでおられるはずです、保育士の採用で。だから、認定こども園をつくっていくことによって、保育士をまた採用しなければいけないと。でも、これもめどが立っての話なんですかということなんですよ。だから、人が確保できないのに形だけつくって、結果的に保育士が足らないので、定員がそこまでもたないというふうになってくる可能性もあるんじゃないですか。だから、保育士不足のほうが一番問題かなと思うんですが、その点について。まず、問題として矛盾している。 27: ● 今井りか文教常任委員長 教育総務課長。 28: ● 教育総務課長 現在、10園の単独園があります。それについては、子どもたちが減っています。片や保育所については待機児童が減らないという、入れない状況にあります。そして、今後、子どもたちは減っていくという中で、単独の10園を残すというのは、集団生活を送るための子どもたちにとっても、財政的にも厳しい状況です。それを受けまして、人数が少ない園については一旦休園をして行うと。それ以外で更新時期が来ている建物がある園については再編を行うと。統合と廃止を行うことによって、あと、民間活力を導入することによって、認定こども園化をして、財政面にも効果がありますし、保護者のニーズにも応えるということを思っておりますので、矛盾しているとは考えておりません。 29: ● 今井りか文教常任委員長 教育委員会事務局長。 30: ● 教育委員会事務局長 保育士不足の、保育士はめどが立っているのかということでございますが、まず、この公私連携幼保連携型認定こども園という形につきましては、最終的には公立の今行っている教育・保育を民間の事業者さんに引き継いで行っていただくような制度設計になっております。そこで、市の正規職員についてはそのままその園にというわけにはいきませんので、会計年度任用職員さんを主としてといいますか、引き続いて、継続性を保つためにも、その事業者さんに正規の職員として採用をお願いしたいというような話を依頼していく予定ではあります。正規職員につきましては、市の他のこども園や幼稚園に人事異動するというふうな形を想定しておりますので、その正規職員は、逆に正規率が上がって、他の園での環境は向上するのではないかというふうに考えております。  また、受け入れていただく事業者さんで、この世の中の保育士不足の中で、新しく開園する認定こども園の保育士さんが見つかるのかという危惧は、ヒアリング等をさせていただく中ではかなり持っておられて、そのことに関しましては、今年度、令和4年度の予算の中で、こども・健康スポーツ部で予算確保していただいております保育士の処遇改善2万円ですとか、その他の多数の施策によりまして、この1年間、どういう効果があるのかというのをまずは検証させてもらいたいと思っております。その対応策を今取っておりますので、私立さんの事業者さんにもこの事業に参画していただけるような環境づくりをしているということでございます。 31: ● 今井りか文教常任委員長 ほかに質疑はありませんか。竹森委員。 32: ● 竹森衛委員 まず、この保育所と幼稚園の適正配置に関する今後の考え方については承服できません。何でかというたら、小学校や中学校、それから幼稚園をそのまちから消すというのは、その地域の文化とか、そういう拠点になっているわけです。大人の考え方で、予算の関係の問題もあるんですけども、結局は、金を削るために、教育予算を削るために、こういう進め方が全国で起こっているわけです。橿原市でいえば、はっきり言うて、これまでの経過の中でも、場当たり的で不信感しか僕は持っていません。  まず、白橿南幼稚園は今なくなりました。安曽田元市長のときに、白橿南幼稚園の園舎は3歳児保育に適用できる園舎として造ったんです。これ、覚えていらっしゃいますか。それで、当時の園長さんは全国の幼稚園を見に行って、そして3歳児保育に対応できるような、そういう園舎として。今、壊されてはいません。児童センター等でその役割を担っていますけども。その後、どうしたかといいますと、今度は白橿南幼稚園と白橿北幼稚園を1つにして白橿幼稚園にすると。それで、後は野となれ山となれみたいに、その後どうなっているかというたら、そのままです。今度は橿原市方式やと。前市長が、こども園をつくるんやと。こども園は今5つあります。ほんなら、あと10園はどうするかというたら、それも尻切れとんぼです。  今、小学校でいえば、白橿南小学校と白橿北小学校の再配置の問題が出ていますけども、それも一体どうなっていくのか。全くその方針も、先ほど協議会で議長がおっしゃいましたけれども、財政的にどうしていくのかということも全く手のひらに乗っていません。今まで、これまでやってきたこと、それをどうやったかということも1つもなしに、今後こうしていくねんというふうに文章だけはきれいな形で提示されていますけども、まず、白橿南・北幼稚園を1つにして、あとどうしたんやということです。あと何をしたのと。それを、例えば幼稚園の統合は反対ですけども、一体それに関して、全くまとめの文章もあらへんし。  それから、こども園。一体、こども園は、例えば幼稚園の保護者と、それから、保育所に預ける保護者の認識はそれぞれ違うわけです。それらの問題は最初いろいろなあつれきとかがあったと聞いていますけども。大体、白橿南幼稚園があったときの当時の副会長、URに住んでいらっしゃいますけども、毎日幼稚園へ行っています。手帳を見せてもらったら、園長と打合せをするのに365日行っているわけです。子どもを保育所に預けていらっしゃる方とその構えが違うわけです、いいも悪いも別にして。それは、仕事を持っていらっしゃる保護者が保育所に預けていらっしゃるというのもありますけどもね。それもどうしたんやと。あと、ほんなら、残りの10園のやつをどうするかということは、尻切れとんぼで、またこれは尻切れとんぼかと。  また、幼稚園の再配置の問題もそうです。白橿幼稚園になって、さあ、どうなったんやと。ここでも3歳児保育、市長は幼稚園の3歳児保育を広げるということになっていますけども、今年度、ほんなら、晩成と白橿と真菅北は、園児は何人ですか、3歳児園児。これは3年度ですけども。白橿幼稚園は31人と聞いているんですけど。こんな場当たり的なことばかりやって、また今度はこういう形で、民間への規制緩和です。西川議員とか私がいるときに、公立保育所をちゃんとつくって、公の保育をやってほしいと。それは前市長にせんど言いました。そやけど、橿原方式やというて、5つのこども園をつくって、それで終わりです。皆さんは、教育委員会はこれをつくられましたけど、また尻切れとんぼですか。それまでの結果はどうしていくのか。  例えば、地域で言うたら、白橿北小学校と白橿南小学校の再配置で、ここだけかと。幼稚園もあのままや、何してきたんやと。それは、白橿南幼稚園がなくなるときには相当な議論があったんですよ、何のために3歳児保育のための園舎を造ったんやと。それの説明も、後の問題も尻切れとんぼです。そやから、私から言えば不信感しかないんです、議員22年目ですけど。美辞麗句でこれを並べ立ててはりますけども。財政的な規模も、どれだけこれから、FMの関係とかいろいろあって、どうしていくのか。教育予算を削るために子どもの教育を進めていくのと違いますやろ。児童数や園児数が少なくても、それに応じた、かゆいところに手が届くような教育が必要なんです。  うちの孫が2019年3月21日生まれです。この前、滋賀県の城北幼稚園に入園しました。これ、3歳児の子どもというのは、4月2日に生まれた子どもと翌年の3月21日に生まれた子どもの差というのは歴然として大きいわけですよ。CDで見たら、子どもの半年、1年の成長は明らかに違うわけです。返事一つできるかできないかでも、4月に生まれた子と翌年の3月に生まれた子と、返事できる一つにしても違うわけですよ。それに対してきめ細かく教育をするのが幼児教育の原点です。それをこういう形でやるというのは承服できないので、私は、こんなん。紙切れはきれいに書いていますけども。今までの安曽田元市長の時代、そして森下前市長の時代、今、亀田市長は、この3歳児、鳴り物入りで3園はやると言ったけども、あと、ほんなら何でできなかったのか。それも全く議会にも説明がないし。その点についてどう考えてはるのか。  それと、3園の今年度の新しい入園の園児数は何人なのかお答えください。 33: ● 今井りか文教常任委員長 こども未来課長。 34: ● こども未来課長 晩成幼稚園のほうが25名、真菅北幼稚園ですが31名、同じく白橿幼稚園が31名となっております。 35: ● 今井りか文教常任委員長 教育委員会事務局長。 36: ● 教育委員会事務局長 何点もあったんですけれども、まず、白橿町の白橿南・北幼稚園の話になりますけれども、白橿幼稚園として統合された後、尻切れとんぼかという話なんですが、これは、遡りましたら、十数年前になりますが、幼稚園適正配置検討委員会で、市と教育委員会、市として審議会を立ち上げて、ご意見をお伺いして、その考え方に基づいて認定こども園、その当時、国では幼保一体化ということで、同じ年齢の、例えば幼稚園でしたら3歳、4歳、5歳児、保育所でしたら0歳から5歳になるわけですけども、同じ年齢児の幼保一体という考え方が、経済特区ですとか、それが全国展開されて、認定こども園という制度につながっていったわけですけれども、そういう、保護者の就労状況やとか生活状況によらず、子どもは同じ年齢の目線で教育・保育をしていくという考え方が世の中の動向として進んでまいりました。それを受けて、審議会の中でも、認定こども園の方向に向かっていくことがふさわしいというような考え方をいただいておりました。これに基づいて、橿原市のほうでは、認定こども園は同時並行で制度が国でできましたので、それ以前から検討してまいりましたので、合同保育、幼保一体化というのを進めるということで、同じ地域にある保育所と幼稚園を一体化して、第1から第5こども園を、平成24年から3園、26年から2園オープンをしてきたという経緯がございます。  あとの残りの10園なんですけれども、単独幼稚園のほうは、やはり統廃合を進める、再編を進めるべきだという意見はいただいておりましたが、教育委員会と市長部局で共同でこども園事業を進めていっているということがあって、なかなか力が十分注げず、進まないという現状がありました。そういうことの現状が、世の中、景気が悪化して、ますます市の財政状況も厳しい中で、よりその後の社会情勢も考慮に入れた上で、平成31年の4月に、それ以前に「就学前の保育・教育のあり方と適正配置についての基本方針」という基本方針を取りまとめておったわけですけれども、これを再度、社会情勢に合わせて改正をして、より一層、そういう幼稚園、保育所の子どもの環境づくりを推進していくべきだという考え方に至っております。ですので、若干時間が経過して、手後れといいますか、時間が延びたということはございますが、一貫して、このことに関しては十分考慮しているというところで、白橿幼稚園だけで終わっているわけではございません。それが場当たり的ではないかというところの考え方が一貫しているというところで説明させていただきます。  あと、財政的なことに関してということでお話がございました。財政的なことについては、我々も十分検討して、いかに今の橿原市の状況を考えて、効果的に最少の経費で最大の効果を上げられるかということを念頭に入れながら検討を進めているということです。先ほど、総務、財政のほうに十分な話もなくということでお話も、そういうことも若干ありましたので、その辺は十分説明を現在しておりまして、今すぐにお示しはできませんけれども、次、機会をいただけるようでしたら、その点に関しても説明させていただきたいなというふうに思っております。 37: ● 細川佳秀議長 悪いけど、白橿が終わってから、教育委員会で統廃合の話は進んだのか。何回したの、具体的に。平成19年度に答申が出ているはずやんか。それから白橿南と北と統廃合した後に、残りの10園をこれからやっていきますと言って、何年かかっているの。何回したの、教育委員会で。適当なことを言うたらあかんよ。やっぱり議員の質問にはもっと真摯に答えてあげてよ。 38: ● 今井りか文教常任委員長 竹森委員。 39: ● 竹森衛委員 今、3歳児保育をしている3園の今年度の入園数をこども未来課長から報告いただきました。晩成でいうたら、3年度が20人、今年度が25人ですかね。白橿は、令和3年度は22人、今年度は31人。それで、真菅北が、今年度が31人で、前年度、令和3年度が24人、これでいいんでしょうかね、数字は。  ということは、市長は、この幼稚園3園で3歳児保育をやるということで、明らかに20人以上の園児がそこへ何らかの方法で、市内全域というふうに区域を取っ払っていますから。ほんなら、同じようにしたらいいわけですよ、残りの園も。僕も1959年の3月に香久山幼稚園を卒業しています。そのときから少なかったです。香久山地域はそんなに子どもがたくさんいてるわけじゃありませんから。そんなん、園児が少ないからといって、その幼稚園が何か悪いみたいに言うてるけど、香久山小学校だって、当時、プールがなかったんですよ、今でこそプールはあるけど。曲川のライオンプールへ、夏休みに2回だけです。そんなので泳げるはずがありません。そやけど、その後、ちゃんと整備もされて、今は4階の屋上にプールがあります。画期的です、香久山小学校のプール。やっぱり、それはそれで教育予算をちゃんと組んで、子どもたちが全ての分野で能力を高められるようにしていくのが市町村の行政の仕事やし、教育委員会の仕事やと思うわけですよ。  3歳児保育、市長は、今、ちょっと拡充できるような、広げられるような状況じゃないと言うてはりますけど、気持ちは、規制緩和の認定こども園のところへ行っているからです。やっぱりその地域地域に幼稚園が公立でちゃんとあり、公立の保育所がちゃんとあり、ほんで、私立の保育所は保育所で保護者のニーズに応じて保育所運営をしていくと、そういうバランスの取れた進め方をしたらいいのであって。やっぱりここ数年、白橿南幼稚園がなくなったというのは、北にまとまったと。やっぱり白橿南幼稚園がそこにあるということが、幼稚園、小学校、そして白橿中学校と、こういう園舎があり、校舎があるというね。それがなくなったというのは、やっぱり。私は白橿南小学校校区です。やっぱり白橿北小学校校区はちょっとまた違うわけです。子どもも白橿南小学校や白橿中学校に通っていたということもありますけども。その辺の考え方で言うたら、3歳児保育を拡充して、今、2年間だけの実績ですけども、やっぱりそれは、保護者としては、やっているところへ預けたいというニーズがあるから、これだけの園児がこの3つの幼稚園に現在も通っているということになるわけですから、そういう方向でいくべきやと思っているので。  最初に言いましたけども、今後の考え方というのは、今までから、せんど考え方を出してもらいましたけど、場当たり的と言うたらかつんとくるかもわかりませんけども、あっちへ行き、こっちへ行き、また新しいのを出してきて、一体どうするねんと。最初の原点に戻って、3歳児保育の検討、僕も当時の文書を持っています。それでちゃんと進めていったら、こんなことをせんでもいいわけですから。それを途中で頓挫させたわけですから、何らかの理由があってね。あの立派な園舎だって、ほんまに、今は児童センターで使われていますけども、これは見事な園舎ですよ。それを横へよけたわけですからね。その反省もあらへんし。
    40: ● 今井りか文教常任委員長 福田委員。 41: ● 福田倫也委員 ちょっと違った角度から質問させていただきたいと思うんですけど、この5ページの今後の進め方のところの「より子育てしやすいまちづくりを目指し」というところで、今回、お金が無限にあるわけではないというところで、時代の変化やニーズに合わなくなっている部分を再配置などである程度合理化していかないといけないというところは一定の理解はしているつもりなんですけれども、その合理化していくことによって得られる効果とかコストについて教えていただきたいのと、子育て世帯の立場になって考えたときに、じゃ、その浮いた部分をどういうふうに使っていくのかというところを考えられているのかどうかというのを教えていただきたいんですけど。 42: ● 今井りか文教常任委員長 教育総務課長。 43: ● 教育総務課長 本市におきましては、先ほどから何回も言っているんですけども、過小規模となった園について、子どもたちの環境をよくするために統合、そして、少ない園については休園というふうに考えることによりまして、パブリックコメントにありましたように、やはり保護者の方は認定こども園化を進めてほしいと。ただ、3歳児保育を拡充するということイコール認定こども園化ですよね、保育園児も幼稚園児も同じような。今現在も、こども園におきましては、保育・教育を同じように4・5歳児の方は受けておられますので。保護者ニーズとしても、認定こども園化にしてもらって、子どもたちをそこに3歳児から預けることができるというふうなニーズを多く持っておられますので、本市におきましても、認定こども園化、そして公私連携ということで、民間の力を借りて行うことで、財政的にも影響があると考えております。  金額的に、もし公私連携で私立のほうが認定こども園を設置した場合、市のほうでは4分の1の設置の負担で済むと。あとは国のほうの交付金が得られるというふうに聞いております。 44: ● 福田倫也委員 ありがとうございます。  何が言いたかったのかといいますと、先ほどの話で、通学にすごく余計に時間がかかってしまったりというところで、待機児童を減らしていくということ以外に、ここは我慢してもらう代わりに、これをやるからというところがあまり見えていないのかなと思ったんですけど。そういう部分、我慢してもらうけれども、これをやるという、そこの部分はセットで考えられないのかなと思ったりするんですが、何か市として、例えば公園を増やすとか、何か子どもたちにとって、その減らした分がメリットとして回せるようなことは何か考えておられないのでしょうか。 45: ● 今井りか文教常任委員長 こども・健康スポーツ部副部長。 46: ● こども・健康スポーツ部副部長 今、教育総務課長のほうから申し上げました民間活力の導入によりまして、園舎の建て替えであるとか、それから、公立で直接運営するよりも財政的に非常に市としての負担が軽減されると。具体的に額がどのぐらいかというところが今日示せておりませんが、それは明らかに軽減されるということはそのとおりだと思っております。  福田委員がおっしゃっている、それが新たな施策としてどこに回せるのかというところで、今、昨年、一昨年から、当時の健康部のほうで、子育てしやすいまちのため、ちょうど子育て世代の方が橿原市に移り住んでいただけるような、そういうような施策を部内で検討しようよということで、公に認められたしっかりした形ではありませんけども、議論はずっと続けてやってきております。今年度も引き続きそこで、一定の時期にはしっかりとした方針をトップのほうまで示していきたいというふうに考えておりますので、そちらで一定議論して、新しい施策を提案はしていきたいというふうにも話し合って、これは、うちの部長のほうにも市長のほうにも報告しておる状況でございます。具体例はこれからになりますが。 47: ● 今井りか文教常任委員長 矢追委員。 48: ● 矢追もと委員 すみません、もう1つお聞きしたいんですけれども、公私連携幼保連携型認定こども園についてなんですが、先ほどご答弁の中にもあったみたいに、今の正規の職員さんを市の運営するこども園に集めて、それ以外のところは民間の活力導入というふうな形でお話しされていたかと思うんですけれども、具体的にどのくらいの数がこの公私連携のものになって、どのくらいが市の直営になるのかというふうなところまでは出ているんでしょうか。  ちょっと不安になるのは、保護者の方が、今でも公立の保育園、こども園に入れたいんだというふうなお気持ちをお持ちの方が多かったりする中で、幾ら市と協定を結んでいるというふうに言われても、できたばかりのところだったり、民間が運営しているところというのにちょっと抵抗感がある方ももしかしたらいるかもしれないと。始まってみたら、もしかしたら不安が払拭されるのかもしれないんですけれども、始まり出しというのは、やはり少し不安な方というのが多いのかなというふうに思いました。公立との差をどこまでなくせるのかというのは1つの大きな課題になってくるかと思うんですけれども、その点についてもどのようにお考えになっているか教えてください。 49: ● 今井りか文教常任委員長 教育総務課長。 50: ● 教育総務課長 現在、公私連携を考えておるのは、真菅北・耳成西の統合、耳成・耳成南の統合について公私連携のほうを考えております。  公立の幼稚園に通わせていた保護者にとりましては、私立に行くと方針が変わるのではないかということで不安を感じておられるかと思います。先ほど申しましたように、協定書を締結することで、市の運営を引き継いでもらうとか、障がい児の方を受け入れてほしいとかいうことを明記するんですけども、開園する前に、保護者、事業者、市と三者協議を、協議会というのを設けさせてもらいまして、開園前から、開園後も定期的に意見交換をして、市の方針、保護者のニーズに応えられるように、不安を解消できるように考えております。定期的なチェックも行っていきたいと考えております。 51: ● 矢追もと委員 ありがとうございます。  先ほど教育総務課長のご答弁の中で、「こども園の設置を望む声がパブリックコメントにもたくさんあった」というふうなお答えがあったかと思うんですけど、私の印象では、どちらかというと、「まず3歳児保育をどの園でも始めてほしい」という声が多かったように思ったんです。あとは、「北部に公立の保育園がないので、それを設置してほしい」、多分この2つがすごく多かったのではないかなと私は感じました。北部に公立の保育施設を造るというのは、この中で実現できるだろうというふうなことでつくられているかと思うんですけれども。パブリックコメントの中には、まず、どの園も3歳児保育を始めれば、自然と、人数が少ない園というのは、小規模校というのはそこそこの人数になるんじゃないかというふうなお答えもあったんですよ。そのパブリックコメントに対しての回答というのが割と画一的でしたので、どういう理由でできないんだというところがあまり伝わっていないのではないかなと思うんです。設備の面、あとは人手不足。先ほど高橋委員もおっしゃったんですけれども、やはり、こういう理由でできないんですというふうなことを分かるように説明しなければいけないと思うんですよ。片やこっちでは新しい動きがあるので、そういうふうなことにお金をかけるのであれば、こっちにお金をまずかけてみたら、自然と自分の近くの幼稚園が1つ減らなくて済むんじゃないかという考えを持たれるのは、ごくごく当たり前のことなのではないかなというふうに私は思いました。なので、そういったところのご説明ですね。例えば、1つの園で3歳児保育を始めるに当たっても、絶対的に部屋の数が足りない、建てるとなったら幾らかかる、幾らかかるお金をもっとこっちに回せばもっとたくさんの子どもを受け入れる施設が出来上がるとか、そういうふうなことでご説明がないと、保護者の方もあのパブリックコメントの回答だけでは伝わらないのではないかなと私は思いました。  やはり選択肢を残すという意味では、もちろん小規模でも近くに幼稚園があったほうがいいというお考えの方もたくさんいらっしゃると思うんですよ。その中で、公私連携ということも、答申の中にもありましたよね、公私連携のものを活用して、民間の活力を導入してというような答えもあったんですけれども、全体としてパブリックコメントの要望の内容と答申の内容、それで、そういったものをまとめられた方針案というのは、全てがイコールで結ばれているわけではないと思うので、パブリックコメントで要望の強かったものに対して、きちんとしたお答えが必要かと思います。それを今後どのようにされていくのかということも一言お考えをお聞きしておきたいんですけども、いかがでしょうか。 52: ● 今井りか文教常任委員長 教育委員会事務局長。 53: ● 教育委員会事務局長 3歳児保育を実施する際に、まず、施設の状況、駐車場があるかですとか、保育士を確保できるかとかいう問題がありまして、全ての園で実施するというのは、3年度の時点ではまずできないということでございました。地域性を考慮して、そういう施設面を考えた上で3園を選択させていただいたということなんですが、今、この再編案も含めて、3歳児の教育・保育というニーズはまだまだあるというふうには認識しております。ただ、やはり現状でも全てを実施するというのは難しい面があるのかなと。まずは、ある一定の規模に集約をしていきたいと考えておりますし、その上で、3歳児保育といいましても、先ほど、こども園の設立の経緯を説明させていただきましたが、あくまでも文科省の幼稚園教育要領、そして、厚労省の保育所保育指針に基づいた、同じ年齢児が、国レベルでも同じ教育・保育内容を共通して見るように考えております。その方針を、こども園実施と同時に、幼稚園の子どもであっても、保育所の子どもであっても、3歳、4歳、5歳、基本的に同じような教育・保育をしているということでございまして、3歳児保育を実施している園では、幼稚園の子どもだけではなくて、現在では年間を通じて預かりも可能ですので、保育所ニーズの子どもさんも入っておられるという、幅を広げて保護者のニーズにかなうような対応をしているということで、単独の幼稚園、ほかに実施するかどうかは、今後、そのニーズ把握を再度検討した上で、検討材料としては考えていくということは思っておりますので、またそれは示してまいりたいというふうに思っております。 54: ● 今井りか文教常任委員長 矢追委員。 55: ● 矢追もと委員 私、最初の質問でも言わせていただいたんですけれども、小規模でも内容の特性によって残していく必要がある施設については残していただきたいですし、保護者の方々に再編についてのメリットをしっかりと伝えていただいて、ご要望にお応えできない部分についてはきちんと丁寧に説明をする機会を設けていただきたいと思いますので、その点についてどうぞよろしくお願いいたします。 56: ● 今井りか文教常任委員長 大保委員。 57: ● 大保由香子委員 民間活力の導入という考え方は私自身もすごくすばらしいなと思うんですけれども、文字で見ていると「ああ、すごいな」と思うんですけども、具体的に、先ほど答弁いただいた中で、耳成幼稚園・耳成南幼稚園の統合園と真菅北幼稚園と耳成西幼稚園の統合園に関しては民間と連携してやっていくということなんですけども、具体的にどういうやり方になるんですかね。運営していくのが、民間の方が運営をしていくという状況。でも、場所は、耳成に関してやったら、工事をして耳成南幼稚園のところでやるということなんですけど、具体的にどういうふうにやるような考え方を持っていらっしゃるのかお聞かせください。 58: ● 今井りか文教常任委員長 教育総務課長。 59: ● 教育総務課長 公私連携幼保連携型認定こども園につきましては、建物、建設資材が業者になります。ですので、市としては、運営自体は事業者さんが行うという内容なんですけれども、公私連携ということで、先ほどから申しましたように、協定書を締結して、市が関与することで公立幼稚園のよさをそのまま残してほしいということも引き継いでいくということになっております。ですから、市が関与するのは、運営について関与するのであって、建物自体も私立が造りますし……(何事か呼ぶ者あり)  三者協議を基に進めていくんですけれども、建物自体は事業者が行うと。 60: ● 細川佳秀議長 名義は。 61: ● 教育総務課長 名義も事業者です。 62: ● 細川佳秀議長 全部建て替えるのですか。 63: ● 教育総務課長 そうです。ですから、例えば真菅北と耳成西。 64: ● 細川佳秀議長 どっちもですか。 65: ● 教育総務課長 どっちもです。(何事か呼ぶ者あり)  またそれは、先ほど言った低額で貸付けとかですね。 66: ● 細川佳秀議長 そやから、その辺のことも全部検討しながら、今後もやっぱりいろんな問題が分かってくるわけやろ。今すぐ全部答えるんじゃなしに、これから進めていく中で、改良していくことは改良していって、今、議員のほうからいろんな意見を聞いていた中で、これはこうですということを言い切らずに、今後進めるに当たって、いろんな意見を聞きながら、改善して、今後、答弁していくようにしていかないと。何もかも決めつけてやっておったらあかんよ。国がうまいこといかんからということで、今回この部署をつくるのや、国も。何もうまくいっていないやんか、今までも。そんな答弁ばかりしておったらあかんよ。 67: ● 教育総務課長 今は市の考え……。 68: ● 細川佳秀議長 考え方はそれでいいのやけど、そういうことも、皆、やっぱり不安に思っている部分もあるから、そういうことも耳を傾けながら、今後について協議しながら次の段階に進んでいくような形に持っていかないと。 69: ● 教育総務課長 今日の連合審査会でも、いろいろな、様々なご意見、質問をいただきました。それを受けて、今後また頻繁に議会にも報告させていただきますし、地域の方、保護者の方、そして、もちろん子どもたちのために、よりよい子育て、子どもの環境をつくっていきたいと考えておりますので、よろしくお願いします。 70: ● 今井りか文教常任委員長 竹田委員。 71: ● 竹田のぶや委員 聞いていますと、いろんな意見があって当然で、結局、この幼稚園と保育園の再配置、一番の課題、それを解消しなければいけないと。私は、待機している人をなくすというのが最大の目標というか、課題と思うんです。いろんな意見を聞いていて、「メリットは出るんですか」とか、そんなことよりも、今、問題になって困っている人を少なく、なくすというのが一番の目標だと私は思います。  データ的に見ても、その基準で、例えば、うちの子どもは畝傍南地区で、畝傍南幼稚園ですね。1学年10人ですよね、データ的には。でも、ここの園児は、みんな全員、畝傍南小学校に上がります。今、畝傍南小学校の1学年、約100人います。ということは、10%の子どもが幼稚園で、あとの90%の児童は、ほかにというか、地区が決まっているので、私立保育園に行っているんですよ。そこが一番の問題で、固まってしまって入れない。公立の保育園に入れない、待機していると、それが一番の問題と思います。  ですから、別に廃止。3歳児保育も令和3年度から始められましたけど、それで待機児童が減っているとは思いますけども、もっと減らすためには、やはりそこの問題点をもう少し考えて、こども園化していって、0歳児、1歳、2歳、3歳児、その辺で待ってはる人の待機児童の解消をすることがまず一番の目標だと思います。それでよろしいですかね。 72: ● 今井りか文教常任委員長 ほかに質疑はありませんか。上田委員。 73: ● 上田くによし委員 今回お示しいただいた「今後の考え方について」の資料の中には、具体的なスケジュール案のお示しがないと思われます。それは、今、こちらの議論の中でもありましたように、ゼロベースで議論を進めながら、今後の時間的な流れを組み立てていくんだというものだと思われます。しかし、以前に目にした資料の中では、今年度中、令和4年度中にも法人の事業者の募集を開始して、令和8年度には公私連携幼保連携型認定こども園のオープンを目指す想定をお持ちであるというふうなものも目にしていますけれども、そういったことがある意味では独り歩きをする中で、一般の方々が、「この幼稚園はなくなってしまうんだ」「この幼稚園は統合されて、遠いところまで行く必要があるんだ」というふうに不安を覚えるというふうな世論になってきてしまっているのかなというふうに思います。  今回の資料については、スケジュールについては、今後、地域や保護者、関係者との意見を交えながら検討を進めたいというふうにされています。具体的には、どのような時期に今後のスケジュールが示せればよいのかというふうに目標をお持ちなのか、お聞きしたいと思います。 74: ● 今井りか文教常任委員長 教育委員会事務局長。 75: ● 教育委員会事務局長 今まで説明をさせていただいた部分、対外的にさせてもらっているのは、あくまでどういう感触かというか、市場調査のような形であるのが主でありましたので、それが独り歩きしてしまっているというのは、あくまで案でありますよ、まだ決定していないですよということを伝えながらもさせていただいていたんですが、非常に残念ではあります。そのことで「議会報告が遅い」とお叱りの部分をいただいているのは反省いたしておるところです。  今後、どのような時期にスケジュールを示していくのかということではございますが、現在のところ、仮のプランは立てておるんですけれども、今回の委員会説明させていただいた、お話等をお伺いさせていただいて、修正するところは修正しながら、早急にこの委員会等でも随時報告させていただきたいと思っておりますし、また、最終的には、この秋の9月議会には、いろいろ、保護者、地域の方々、そして関係団体の方々の意見を集約して、それを踏まえた上での計画案というのを議会のほうでも説明させていただきたいなということで今は考えておるところです。 76: ● 今井りか文教常任委員長 ほかに質疑はございませんか。                  (「なし」と呼ぶ者あり) 77: ● 今井りか文教常任委員長 以上で質疑を終わり、説明を終わります。  今後もこの件につきましては連合審査会として協議していきたいと思いますが、いかがでしょうか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 78: ● 今井りか文教常任委員長 開催の手続につきましては委員長にご一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 79: ● 今井りか文教常任委員長 以上をもちまして、本日の日程は終了いたしました。  なお、連合審査会の報告につきましては、全文委員会録とし、委員長にご一任願いたいと思いますが、ご異議ございませんか。                 (「異議なし」と呼ぶ者あり) 80: ● 今井りか文教常任委員長 ご異議なしと認め、そのように決しました。  それでは、これで本日の連合審査会を閉会いたします。本日はどうもご苦労さまでした。                午前11時48分   閉  会 発言が指定されていません。 Copyright 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